イエメン、空爆で多数死傷 子ども乗せたバス被害

 【イスタンブール共同】内戦状態のイエメン北部サーダ州で9日、子どもらが乗ったバスが空爆を受け、赤十字国際委員会(ICRC)は多数が死傷したと明らかにした。地元保健当局者はロイター通信に対し、43人が死亡、61人が負傷したと語った。

 現場は親イランの武装組織フーシ派の支配地域で、敵対するサウジアラビア主導の連合軍は空爆を行ったことを認めた。連合軍は、フーシ派が8日にサウジ南部ジザンを狙ったミサイルの発射装置を標的にした正当な空爆だとしている。


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