2018年8月9日 18:02 | 無料公開
キリンは9日、2017年の世界171カ国のビール生産量が前年比0・1%減の約1億9089万キロリットルとなったと発表した。最大の生産国の中国と2位の米国が振るわなかったが、中南米やアジアの新興国の伸びが目立ち、4年連続の減少ながら微減にとどまった。
16年連続で国別首位の中国は消費者の好みの多様化もあり、3・9%減少した。米国も2・6%減。一方で3位のブラジルは5・0%増え、4位のメキシコは4・8%増加した。
経済成長を背景にアジア勢も好調で、15・4%増えたベトナムは順位を一つ上げ、9位に。
日本は2・1%減の524万キロリットルで、7位を維持した。