2018年8月8日 09:16 | 無料公開
北方領土の元島民や家族ら約50人が8日、国後島で墓参するため船で北海道・根室港を出発した。本年度は7月に船と航空機で1回ずつ北方領土墓参を行っており、3回目となる。国後島では、東沸の日本人墓地などを訪れる。
墓参実施主体の北海道によると、10日に根室港へ戻る予定だが、台風13号の影響で日程変更の可能性もあるという。
北方領土墓参では、2016年まで移動手段が船に限られていた。高齢化が進む元島民の負担を軽減するため、昨年4月の日ロ首脳会談で空路による墓参に合意した。