キリスト誕生場面を再現か 仏像に木箱、禁教期信心具

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「キリストが生まれた馬小屋」の場面を表したものとみられる木箱の内部=5日午後、長崎県五島市

 世界文化遺産に今夏登録された大浦天主堂(長崎市)に隣接する「キリシタン博物館」は5日、長崎県・五島列島で見つかった仏像や木箱が、一体で「キリストが生まれた馬小屋」の場面を表すものとみられると明らかにした。同館は「禁教期の信心具と考えられる。珍しい品々だ」としている。

 木箱は横幅約48センチで、高さと奥行きは約27センチ。仏像や貝の飾り物などが、中に収まっている。同館によると、仏像の特徴から江戸時代に作られたとみられる。

 禁教下での信仰形態を受け継いだ人々が唱えた祈り「オラショ」を書き留めた文書も一緒に残っており、キリスト誕生の様子を意味する記載があった。