自民総裁選、首相支持の4派連携 地方票獲得に重点

安倍首相の連続3選を支持する自民党4派閥の幹部会合に臨む細田派の下村博文事務総長=3日、東京・永田町の党本部

 9月の自民党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)の連続3選を支持する細田、麻生、岸田、二階の4派閥は3日、幹部会合を開き、連携して47都道府県で首相支持を呼び掛ける集会を行う方針を決めた。国会議員票(405票)で優位な現状を踏まえ、地方票(405票)獲得に重点を置く作戦を描く。立候補を準備する石破茂元幹事長は地元の鳥取市で政治資金パーティーを開催した。

 首相は午後に公邸で名古屋市議約20人と意見交換した。続いて保守系団体「日本会議」に関係する福島、埼玉、千葉、愛知各県の県議や市議ら約60人と国会内で会い、経済政策など政権の実績をアピールした。


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