駅で手助け、LINEが仲介 JR西日本など実証実験

LINEを活用し、手助けが必要な人と支援したい人を仲介する実証実験=3日、JR大阪駅

 無料通信アプリLINE(ライン)を活用し、車いす利用者や訪日外国人ら駅の移動で手助けを必要とする人と、支援したい人を仲介するサービスの実証実験が3日、JR大阪駅で始まった。JR西日本と大日本印刷、ミライロの3社共同で、31日まで実施する。駅員がサポートしきれない改札外の支援の仕組みづくりが狙い。

 利用したい人は「&HAND」というLINEの専用アカウントを「友だち」として登録する。大阪駅構内で支援を必要とする人が困っている内容のメッセージを発信すると、周辺にいる支援したい人に届く。支援の意思を示すと、待ち合わせ場所周辺の地図と写真が表示される。


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