2018年8月1日 20:28 | 無料公開
「盛岡さんさ踊り」が開幕し、盛岡市の中心部を練り歩く踊り手ら=1日夕
色鮮やかな浴衣を着た踊り手が、笛や太鼓の軽快なリズムに合わせて盛岡市の中心部を練り歩く「盛岡さんさ踊り」が1日、開幕した。4日までの期間中、約130万人の観客を見込む。
夕暮れ時、幸せを願うという意味の「サッコラチョイワヤッセ」という掛け声とともに、踊り手たちが約1キロの道のりを練り歩き始めると、街は熱気に包まれた。
毎年訪れる同市の無職高橋百合子さん(74)は「若い人や子どもも上手に踊っていて、見ていてわくわくする。私も一緒に踊りたい」と笑顔。
盛岡で暴れた鬼の退散を祝い、江戸時代に人々が踊ったのが由来とされている。