2018年8月1日 16:38 | 無料公開
滋賀県近江八幡市の伊崎寺で行われた「伊崎の棹飛び」=1日
滋賀県近江八幡市の伊崎寺で1日、比叡山で「百日回峰行」を終えた僧侶が、岩場から突き出た角材から約7メートル下の琵琶湖に飛び込む毎年恒例の「伊崎の棹飛び」が行われた。
東京など5都県の僧侶13人が白い浄衣姿で登場。長さ約13メートルの角材の先端まで歩いて進み、手を合わせて次々に飛び込むと、白い水しぶきが上がった。
名古屋市の聖徳寺の松村宗宣さん(40)は棹飛び前の取材に「1年に1回、自分と信者が背負っているものを胸に飛び込みたい」と話した。
伊崎寺は比叡山延暦寺の修験道場として知られ、棹飛びは平安時代から続く伝統行事だという。