ふるさと納税で地域応援を 自治体連合がPRイベント

ふるさと納税の地域を応援するという制度本来の趣旨を伝えるPRイベント=1日午後、東京都千代田区

 ふるさと納税の本来の目的は返礼品の獲得ではなく、過疎などの問題を抱える地域の応援であることを広く知ってもらうため、福井県など全国74自治体でつくる「ふるさと納税の健全な発展を目指す自治体連合」が1日、東京都千代田区のJR有楽町駅前でPRイベントを開いた。

 参加したのは、北海道上士幌町や群馬県中之条町など連合に加盟する約20自治体の職員。自治体名が入った法被を着て、制度の意義を説明するチラシを配ったほか、寄付手続きの認知度を調べるアンケートを実施した。

 山梨県甲州市の職員田村和王さんは「正しく理解して、寄付してほしい」と話した。


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