2018年8月1日 11:33 | 無料公開
贈呈された日傘を差す上田清司知事(中央左)と「日傘男子広め隊」=1日午前、埼玉県庁
男性職員が通勤時に使うなど、日傘の普及活動に取り組む埼玉県に対し、東京の傘メーカーなどが1日、男性用の折り畳み日傘70本を贈呈した。県や、暑さ対策を推進している県内8市の男性職員が通勤や業務で使い、啓発に活用する。
上田清司知事は日傘を差して「暑さが全然違う。これからは『日傘の上田』で勝負していこうかな」と効果を実感。傘メーカー「オーロラ」(東京都千代田区)の若林康雄社長は「今年は昨年比で男性用の販売本数が倍増している」と話した。
県では昨年、有志の男性職員20人が「日傘男子広め隊」を結成し、男性が使いやすい環境づくりを進めている。