4都市で映像アートの祭典 イメージフォーラムフェス

「蟲」(ヤン・シュバンクマイエル監督)

 世界から集めた創造性豊かな映像作品を一挙に上映する映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル」が、8月から9月にかけ、東京、京都、横浜、名古屋の4都市で開かれる。

 同フェスティバルは、1987年にスタートし、今年が32回目。真夏の開催となる東京では、南青山のスパイラルホールが初めて主会場となる。

 これまでは国内のみだった公募部門の対象地域を、中国、韓国、台湾にまで広げ、新たに「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」をスタート。応募451作品中、審査を通過した23作品が上映される。

 8月8日、スパイラルホールのオープニング作品は世界を代表するアニメーション作家、チェコのヤン・シュバンクマイエル監督の新作長編で、日本初上映となる「蟲」。このほか女優ケイト・ブランシェットが一人十三役に挑んだ「マニフェスト」などの話題作も含め、長短編合わせて全103本が上映される。

 問い合わせは同フェスティバル事務局、電03(5766)0116。


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