家光が贈った駕籠見つかる 小浜藩主に、完全体で

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江戸幕府の3代将軍徳川家光が酒井忠勝に贈った駕籠=福井県小浜市の県立若狭歴史博物館

 江戸幕府の3代将軍徳川家光が、老中で小浜藩酒井家の初代藩主酒井忠勝に贈り、忠勝のお国入りなどで使われた駕籠が福井県小浜市の発心寺で見つかっていたことが31日、分かった。県立若狭歴史博物館(同市)が調査し、県が発表した。

 博物館によると、駕籠は長さ118センチ、幅86センチ、高さ102センチで、担ぎ棒も付いていた。徳川将軍のものでは、初代家康が使用した3台が現存するが、いずれも駕籠部分のみで、担ぎ棒も含めた完全体として確認されたのは初めて。

 忠勝はお守り役だった時期もあり、家光の信任が厚く、1634年の上洛に同行した。