台風の気圧を直接観測 予測精度向上に期待

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昨年の台風21号の観測結果について記者会見する琉球大の伊藤耕介助教(右)=27日午後、東京都内

 昨年10月に静岡県へ上陸した台風21号について、琉球大などの研究チームが飛行機から中心気圧を直接観測したところ、衛星画像を基にした気象庁の推定値と最大で15ヘクトパスカルの差があったことが分かった。琉球大の伊藤耕介助教が27日に東京都内で記者会見し「航空機観測は大気の状態をより正確に把握できるため、台風の予測精度の向上が期待できる」とした。

 伊藤助教によると、台風は海上で発生して発達するが、地上のような観測点がないため、気象庁は台風の中心気圧を衛星画像を解析するなどして示している。