2018年7月26日 20:43 | 無料公開
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、欧州宇宙機関(ESA)と共同で進める水星探査計画「ベピコロンボ」の探査機の打ち上げが日本時間10月19日午前に決まったと発表した。日本と欧州それぞれの探査機がアリアン5ロケットに相乗りし、南米フランス領ギアナから打ち上げる。
水星を取り巻く磁気圏の活動や薄い大気の構造を調べ、水星がどのように形成されたかを解明する目的。日欧の探査機は2025年に水星に到着する予定で、約9時間かけて周回しながら1年間にわたって観測を続ける計画。
日本の探査機は「みお」と名付けられ、欧州の探査機とは異なる観測装置を搭載している。