2018年7月23日 22:47 | 無料公開
【北京共同】中国は23日の国務院(政府)常務会議で「財政政策をさらに積極化させる」との方針を打ち出した。トランプ米政権との貿易摩擦激化の影響で景気の下押し圧力が強まる中、「実体経済の発展を促す」と強調、政府による経済政策を強化する。
減税の拡大などで中小企業を支援する。米中摩擦も念頭に「外部環境の不確実性に対応する」と説明した。「内需拡大」も掲げた。地方債の発行を加速させて公共事業も活発化させる。
中国人民銀行(中央銀行)の金融政策も情勢の変化を見極めながら調整し、資金の流動性を確保するべきだとした。