2018年7月21日 18:07 | 無料公開
日本臓器移植ネットワークは21日、滋賀県の近江八幡市立総合医療センターに低酸素脳症で入院していた6歳未満の男児が同日午前10時19分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。6歳未満の脳死が公表されるのは9例目で、法的脳死は540例目。家族が臓器提供を承諾した。
男児は事故で救急搬送され集中治療を受けたが、回復の見込めない状態になった。両親は「(臓器を)必要としている人に提供し、その中で生きてくれればと決意しました。戦隊ヒーローが大好きだった息子、人の命を助けられるヒーローになってくれると思います」とのコメントを出した。