手術用「スマート治療室」完成 医療機器連携でミス削減

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信州大に設置された「スマート治療室」(日本医療研究開発機構提供)

 手術室で使う多種多様な医療機器を連携させた「スマート治療室」を日本医療研究開発機構(AMED)が21日までに開発した。大きなパネルに電気メスの作動状況や、脈拍、血中酸素濃度などの生体情報がまとめて表示、記録される。手術がしやすくなりミスが減ると期待されるほか、医療の透明化にもつながるという。

 信州大で脳腫瘍の患者を対象とした臨床研究を月内にも始める予定で、開発チームの東京女子医大の村垣善浩教授は「手術室のあらゆる情報を記録するドライブレコーダーのようなもの。さまざまな領域で使える」と話している。

 プロジェクトには、国内の5大学や電機メーカーが参加した。