米公聴会、車輸入制限に反対続出 価格上昇を懸念

 【ワシントン共同】米商務省は19日、トランプ大統領が検討を指示した自動車や部品の輸入制限について、関係者から意見を聞く公聴会を開催した。出席した業界団体からは、価格上昇で消費者の負担が増えるといった反対論が続出した。トランプ政権は輸入制限を発動するかどうか難しい判断を迫られそうだ。

 ロス米商務長官は開会あいさつで「全ての情報を慎重に分析し、自動車製造の国際的なサプライチェーン(部品の調達・供給網)を理解したい」と述べた。


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