関空でも23日から顔認証 出入国審査、混雑緩和狙い

 法務省は18日、出入国審査時に顔認証技術を使って本人確認する自動化ゲートを23日から関西空港に導入するのを前に、報道陣に公開した。対象は日本人で、これまで日本人の出入国を担当していた職員を増加する訪日観光客への対応に回し、混雑緩和につなげる狙い。

 ゲートは南北の帰国手続き審査場に計12台設置。旅券をかざすと、内蔵された3台のカメラが顔写真と照合して認証する仕組み。身長135センチ以上の日本の旅券所持者が対象となる。

 すでに羽田、成田の両空港には導入済みで、8月9日までに中部、福岡両空港にも順次設置する。


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