東京円、半年ぶり円安水準 1月以来、113円台

米20ドル紙幣(ロイター=共同)

 18日午前の東京外国為替市場の円相場は一時、1月上旬以来約半年ぶりの円安水準となる1ドル=113円台を付けた。米国の利上げが進んで日米の金利差が拡大するとの観測が強まり、円売りドル買いが広がった。

 午前10時現在は、前日比64銭円安ドル高の1ドル=112円98〜99銭。ユーロは06銭円高ユーロ安の1ユーロ=131円70〜72銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が前日の議会証言で、米経済への楽観的な見通しに言及し「段階的な利上げの継続が最善の策だ」と追加利上げに前向きな姿勢を示したことが材料視された。


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