2018年7月18日 09:27 | 無料公開
開発中の旅客機「MRJ」についてインタビューに答える三菱航空機の水谷久和社長=17日、英ファンボロー(共同)
【ファンボロー(英南部)共同】三菱航空機の水谷久和社長(66)は17日、共同通信のインタビューに応じ、開発中の旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」について、2020年半ばとしている全日本空輸への初号機の納期は「何とか守れる」と自信を見せた。
納入に向けては、国土交通省のパイロットが機体を審査する「型式証明飛行試験」が必要になる。水谷社長は「(以前より)国交省の理解は得られている」として、近く同試験に移れるとの認識を示した。
MRJを導入する航空会社のサポート業務で協力を仰ぐ米航空機大手ボーイングに関し「今の関係を充実させていく」と強調した。