2018年7月18日 10:15 | 無料公開
17日、ウクライナ東部ドネツク州で、マレーシア航空機の犠牲者の追悼碑を訪れる人々(ロイター=共同)
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)が運営する偽情報対策組織は、2014年にウクライナ東部の親ロシア派支配地域で起きたマレーシア航空機撃墜から4年となった17日、墜落に絡むインターネット上やメディアの偽情報が今年5〜6月に急増し、少なくとも89件に達したと発表した。発信源はプーチン政権寄りのメディアや人物としている。
オランダ主導の合同捜査チームは5月24日、同機を撃墜した地対空ミサイルはロシアからウクライナ側に搬入されたと発表したが、ネットでは「撃墜したのはウクライナ」「捜査チームはロシアをおとしめようとうそをついている」といった主張があふれている。