2018年7月18日 00:04 | 無料公開
【ローマ共同】国際移住機関(IOM)は17日、今年に入り海を渡って欧州に到着した難民や移民は計5万872人に上ったと発表した。15日までの統計で、昨年同時期の10万9746人から約半数に減少した。
アフリカから地中海を渡る移民らの「欧州の玄関口」と呼ばれるイタリアでは、昨年同時期は9万3237人だったのが1万7827人と8割以上減少した。
同国では6月にポピュリズム(大衆迎合)色の濃い政権が発足し、難民らを乗せた船の入港を拒否するなど強硬姿勢を示している。
一方、スペインへの到着数は1万8016人で昨年同時期の3倍近くに増えた。