GS、12年ぶりCEO交代 ブランクファイン氏退任

米ゴールドマン・サックスの次期CEOに決まったデービッド・ソロモンCOO(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)は17日、ロイド・ブランクファイン最高経営責任者=CEO=(63)の後任に、デービッド・ソロモン社長兼最高執行責任者=COO=(56)を充てる人事を発表した。10月1日付。GSのトップ人事は12年ぶり。

 ブランクファイン氏は米金融界の重鎮の一人。2006年にブッシュ(子)政権の財務長官に転じたポールソン氏の後任としてCEOに就き、08年の金融危機で赤字に転落したゴールドマンの立て直しの指揮を執った。

 ソロモン氏は06年から投資銀行部門の責任者を務め、16年に社長兼共同COOに指名された。


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