新大関栃ノ心は名古屋再出場せず 秋場所はかど番に

師匠の春日野親方(左)に、負傷した右足親指の状態を見せる新大関栃ノ心=17日、愛知県春日井市の春日野部屋宿舎

 大相撲名古屋場所で右足親指負傷のため7日目の14日から休場した新大関栃ノ心が17日、愛知県春日井市の春日野部屋で朝稽古後に取材に応じ、再出場しない意向を示した。「相撲を取りたいけどこの状態では無理。来場所のために少しずつ(体を)動かさないと」と話した。秋場所(9月9日初日・両国国技館)はかど番となる。

 この日はスクワットやてっぽうなどで軽めに動いた。患部は赤黒く変色しており「親指をつかないで歩いている」と現状を口にした。場所後の29日に始まる夏巡業の参加については「たぶん最初からはいけない。途中から」と状態を見ながら決める見通し。


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