4人がピッチに乱入 W杯決勝、政治PRか

フランス―クロアチア 後半、ピッチへの乱入者を引きずり倒すクロアチアのロブレン(右)=モスクワ(共同)

 【モスクワ共同】ロシアのスポーツ紙スポルト・エクスプレス(電子版)によると、15日に行われたサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会決勝、フランス―クロアチアの後半立ち上がりに女3人と男1人がプレー中のピッチ内に乱入し、警備員らに拘束された。この影響で試合が一時中断した。

 同紙によると、4人はプーチン大統領を批判するパフォーマンスを続けてきた女性パンクバンド「プッシー・ライオット(子猫の暴動)」の関係者とみられ、政治的な活動の一環で乱入したというが詳細は不明。

 4人はいずれも警備員のような制服を着て、同一方向から手を上げながら乱入した。


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