米の動物園でジャガー脱走 アルパカなど次々襲い捕まる

 【ニューヨーク共同】米南部ニューオーリンズのオーデュボン動物園で14日朝、ジャガーが飼育場所から逃げ出し、アルパカなど園内の動物を次々と襲って殺した。約1時間後、職員に捕獲された。同動物園が14日、明らかにした。

 当時は開園前で客はおらず、人的被害はなかった。ジャガーが逃げ出した経緯は不明で、動物園が調査を進めている。

 動物園によると、ジャガーは「バレリオ」と名付けられた3歳の雄。アルパカ4頭、エミュー1羽、キツネ1匹が殺された。園幹部は襲撃理由について「捕食はしておらず、縄張り(意識)によるものだろう」との見方を示した。


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