首相、愛媛の被災地視察 浸水地域、犠牲者へ黙とう

愛媛県西予市野村町の被災現場で黙とうする安倍首相(左から2人目)ら。左端は愛媛県の中村時広知事=13日午前11時40分ごろ(代表撮影)

 安倍晋三首相は13日、西日本豪雨で大きな被害が出た愛媛県を訪問し、川の氾濫で浸水した地域などを視察した。水害の犠牲になった人たちへ現場で黙とう。避難所で被災者から生活物資が行き届いているかなど直接話を聞き、今後の支援策に役立てたい考えだ。

 豪雨の被災地を訪れるのは11日の岡山に続いて2県目。愛媛県の中村時広知事らと会い、早期復旧に向けた要望を聴取する。自衛隊のヘリコプターで上空から被害状況を確認する予定だ。

 愛媛県では豪雨により20人以上が死亡。大洲市などを流れる肱川が氾濫し、住宅が広範囲で水没した。首相は15日に広島県を訪れる方向で調整している。


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