新潟の高3自殺、SNSで中傷 校長がいじめ認め謝罪

 新潟県立高校3年の男子生徒(17)が6月下旬、いじめを示唆するメモを残し自殺した問題で、校長や県教育委員会が12日、高校で記者会見し、周囲の複数の生徒から不快なあだ名で呼ばれたり、会員制交流サイト(SNS)上で誹謗中傷を受けたりしていたと明らかにした。校長は一連の行為がいじめに当たると認めて謝罪。県は第三者委員会で、いじめと自殺の因果関係を調べる。

 学校は年4回、アンケートでいじめの有無を調査し、生徒が自殺する前の6月20日にも行ったが把握できなかった。自殺後の調査にはいじめがあったと答えた生徒もいたという。


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