2018年7月11日 16:43 | 無料公開
インタビューに応じる三菱航空機の水谷久和社長
国産初のジェット旅客機「MRJ」の開発を進める三菱航空機(愛知県豊山町)の水谷久和社長は10日、共同通信などのインタビューに応じた。米国でMRJの試験飛行を繰り返す中、運航に必要な国土交通省の認証取得が見えてきたとし、「量産を検討する時期が近づいてきている」との認識を示した。
MRJは安全性向上のための設計変更を繰り返し、これまでに納入時期を5度延期した。現在は改善作業にめどが立ち、水谷氏は2020年半ばとする初号機の納期を「何とか守れると思う」と強調した。