黒潮蛇行、過去2番目の南下位置 クジラ目撃に影響か

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 昨年、12年ぶりに観測された黒潮が東海地方沖で大きく南へ曲がる「大蛇行」で、海流の最も強い「流軸」位置が今年4月に過去2番目の位置まで南下したことが6日、海上保安庁の調査で分かった。過去最大の南下を記録した大蛇行は4年8カ月続いており、今回も長期化する可能性がある。

 東京湾では6月、クジラ目撃情報が多数あった。海保が東京海洋大の長井健容助教に聞いたところ「房総半島南岸では通常より黒潮が接岸し、外洋に生息する生物が沿岸に寄ってくる。東京湾のクジラも同様と考えられる」と解説した。

 1975〜80年に発生した大蛇行の最南下位置、北緯30・0度に次ぐ緯度だった。