2018年6月30日 11:39 | 無料公開
記者会見するインターステラテクノロジズの稲川貴大社長(左)と堀江貴文氏=30日午前、北海道大樹町
北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は30日午前5時半ごろ、自社開発した小型ロケットMOMO(モモ)2号機を同町の実験場から打ち上げたが直後に推進力を失い、そのまま機体下部から落下して爆発、炎上した。けが人はいなかった。
稲川貴大社長は記者会見し、ロケットは打ち上げの4秒後に推進力を失ったとした上で「メインエンジンに何らかのトラブルが起きた」との見方を示した。
昨年7月の1号機に続いての失敗となり、民間による宇宙開発の難しさが浮き彫りになった。宇宙空間とされる高度100キロ以上への到達を目指していた。