打ち上げ、30日再挑戦 民間ロケット、北海道

 北海道大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」は30日、自社開発した小型ロケットMOMO(モモ)2号機を町内の実験場から打ち上げる。発射直前に機体の不具合が見つかった4月末以来の再挑戦となる。

 昨年7月に打ち上げた1号機は、目標とした高度100キロを超える宇宙空間に届かなかった。改良を加えた2号機では、機体に搭載されていた窒素ガスの漏れが見つかった。さらに設計を見直し、日本の民間企業が開発したロケットでは初となる宇宙空間到達を目指す。

 同社は実業家堀江貴文さんらが設立した。30日は大樹町でパブリックビューイングも予定されている。


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