山階賞に兵庫県立大・江崎さん コウノトリ復帰に貢献

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江崎保男・兵庫県立大教授

 山階鳥類研究所は28日、鳥類学に功績があった研究者や団体に贈る山階芳麿賞を、一度は野生で絶滅した日本のコウノトリの自然復帰に貢献した江崎保男・兵庫県立大教授(66)に授与すると発表した。

 江崎教授は動物生態学が専門。兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)の設立に尽力した。同公園の研究部長として、農薬の使用を減らして餌になる魚を増やすといったコウノトリの野生復帰計画作りに取り組んだ。地元の自治体や農業者との合意形成にも貢献した。

 コウノトリは野生で数を増やし、自然と共生する地元のシンボルとされるまでになった。同賞は今回で20回目。