端末上で動物実験をシミュレート 島根大が開発、医・薬学部で活用

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記者会見する島根大の和田孝一郎教授=28日午後、島根県出雲市

 動物実験で確かめる薬剤の作用などを、タブレット端末上で模擬実験できる教育用ソフトを開発したと、島根大医学部(島根県出雲市)などが28日、発表した。薬学部や医学部などの授業で活用を想定しており、動物実験を減らせ、動物愛護や実験コストの面から有用としている。

 ソフトは地元のIT企業と共同開発。さまざまな薬剤を特定の量投与した場合に、血圧や心拍数、心筋や腸管の動きなどの状態がどう変化するかをシミュレーションできる。動物実験をイメージしやすいように、モルモットの図柄と心拍数を示すグラフが連動するなどの工夫も凝らした。

 今後は、副作用を再現する機能も検討する。