「光の教会」で日曜礼拝、大阪 茨木、地震で窓ガラス割れる

大阪府北部地震で被害を受けた、建築家安藤忠雄氏設計の「光の教会」。ガラスが割れた窓にシートが掛けられ足場が組まれた礼拝堂で、日曜日の礼拝が行われた=24日、大阪府茨木市

 建築家安藤忠雄氏が設計した大阪府茨木市の茨木春日丘教会(通称・光の教会)で24日、通常通り日曜日の礼拝があった。大阪府北部地震では礼拝堂の窓ガラスが割れるなどの被害を受けた。

 1時間の礼拝には70人以上が参加。礼拝堂の窓にはシートが掛けられて足場で覆われ、教会側は安全を考え離れて座るよう呼び掛けた。外光を取り入れ、十字を作り出すことで有名な「光の十字架」は無事だった。

 パイプオルガンを演奏した山田玲子さん(52)は「出ない音がある。まだ他にもあるかも」と気に掛けていた。大石健一牧師(46)は「いつも通り礼拝を行うことで、安心してほしい」と話した。


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