自動運転中、安全要員動画視聴か 米女性死亡事故で

米アリゾナ州で歩行者がはねられ死亡する事故が起きたウーバー・テクノロジーズの自動運転車=3月20日(米運輸安全委員会提供・ロイター=共同)

 【ロサンゼルス共同】米西部アリゾナ州で3月に試験走行中の自動運転車に歩行者がはねられ死亡した事故で、安全要員として乗車していた女性が衝突直前までスマートフォンで動画を見ていた可能性があることが分かった。ロイター通信が22日、地元警察の報告書の内容として報じた。

 事故を起こしたのは配車大手ウーバー・テクノロジーズの自動運転車。女性は当局に対し、衝突時は自動運転の機器を見ており、スマートフォンは使用していなかったと説明している。

 報告書によると、女性は、事故が起きるまでの約42分間、動画サービス「Hulu(フールー)」が配信する番組を視聴した記録があった。


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