働き方「人並み」と回答が6割 新入社員、労働に否定的?

 「働き方は人並みで十分」。今春の新入社員を対象に実施したアンケートで、こう答えた新人が過去最高の61・6%に上ったとの結果を日本生産性本部(東京)などが21日、公表した。2013年度以降、増加傾向が続いている。「人並み以上に働きたい」は今回、31・3%にとどまり、2倍近い差がついた。

 今年3〜4月、生産性本部が主催した研修に参加した企業の社員を対象に実施し、1644人から回答を得た。調査担当者は「ブラック企業が問題となるなど、働くことにネガティブな意識が持たれているのではないか。意欲が後退している印象」と分析した。


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