京急と浅草線、相互直通50年 東京・品川駅の記念式典に花電車

品川駅で開かれた、京急電鉄と都営浅草線の相互直通運転50周年を記念した式典=21日午前

 京急電鉄と都営浅草線の相互直通運転が21日、50周年を迎え、東京都港区の品川駅で関係者らが出席し、記念式典が開かれた。50年前と同様、車両を花で飾って祝う「花電車」が登場。京急の原田一之社長は「都市間広域ネットワークの肝である相互直通の礎を築いた路線と言っても過言ではない。羽田、成田を結び、東京五輪・パラリンピックに向け、重要な役割を担う。さらなるアクセス強化を図る」とあいさつした。

 京急は1905年、品川―神奈川で開通。都心乗り入れを目指したが、日中戦争などで計画は頓挫した。

 浅草線は60年に押上(東京都墨田区)―浅草橋(同台東区)で部分開業した。


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