タリバンが攻撃、35人死亡 アフガン、再び緊張高まる

 【イスラマバード共同】アフガニスタン北西部バドギス州で20日、反政府武装勢力タリバンが三つの検問所を別々に攻撃し、AP通信によると、少なくとも治安部隊員31人が死亡した。西部ファラー州でも幹線道路を警戒していた治安部隊員をタリバンが銃撃、4人が死亡した。政府とタリバンによる17日まで3日間の停戦により、中断している和平協議再開を期待する声もあったが、再び緊張が高まった。

 APによると、バドギス州でタリバンは19日夜から攻撃を開始、20日までに一部の国軍基地を占拠した。ファラー州では国軍の空爆でタリバン戦闘員も20人が死亡した。


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