米への移民女児に同情、寄付殺到 支援団体へ9億円超

米テキサス州国境付近で母親が拘束され、泣く女児=12日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米南部テキサス州国境で当局に拘束された移民の母親を見上げて泣く女児の写真に同情が広がっている。フェイスブック上に写真を掲載した同州の移民支援団体の募金活動に対し、20日朝までに850万ドル(約9億3500万円)を超える寄付が集まった。

 米国では当局に国境で拘束された不法移民の親子が別々の施設に収容される措置が問題化している。16日に設けられた「移民の親子を再会させよう」と題する募金ページには、中米ホンジュラスから米国に亡命申請し、拘束された母親を見ながら2歳の女児が泣いている姿の写真が掲載されている。


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