中国、日中韓12月会談を打診 首相の公式訪問受け入れも

 中国政府が次回の日中韓首脳会談に関し、議長国として12月に北京で開催する案を日韓両国に打診していたことが17日、分かった。日本側には、この機会に合わせて安倍晋三首相の公式訪問を受け入れる考えも伝えた。外交筋が明らかにした。日中韓会談は5月に東京で開かれたばかりで、年2回の開催は異例。中国は北朝鮮の非核化対応で連携を強めるとともに、日韓との関係改善を進める考えとみられる。

 日本側は来年6月の大阪での20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせ、習近平国家主席を国賓で招く方向。


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