東京円、3週間ぶり安値 

 15日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=110円90銭を付け、5月下旬以来約3週間ぶりの円安水準となった。

 午後5時現在は、前日比59銭円安ドル高の1ドル=110円51〜52銭。ユーロは1円83銭円高ユーロ安の1ユーロ=128円07〜11銭。

 欧州中央銀行(ECB)が緩和の縮小を進めるとした一方、利上げに時間を要するとの見方が広がり、ユーロが売られドルが買われた。これにつられてドルは円に対しても買い注文が優勢となった。

 その後は、日銀が現行の大規模金融緩和策の据え置きを決めたことや日経平均株価の上昇を背景に、円売りの動きが一段と強まった。


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