「全身全霊で」と奈良ク理事長 サッカー天皇杯のPKやり直し

記者会見する奈良クラブの矢部次郎理事長=15日午後、奈良市

 サッカーの天皇杯全日本選手権2回戦の名古屋―奈良クラブで、勝敗に直結する競技規則適用ミスのためPK戦のやり直しが決まった問題で、奈良クラブの矢部次郎理事長は15日、奈良市内で記者会見し「全身全霊で挑戦したい」と、2度目のPK戦に臨む姿勢を表明した上で、今後の審判レベル向上と競技規則の周知徹底を訴えた。

 当該の試合のPK戦では、奈良クラブの4人目の選手が蹴る前に不正なフェイントを入れたと主審が判定。蹴り直しが命じられ、成功した。競技規則を正しく適用していれば失敗で、名古屋が3回戦進出だった。


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