新種サンショウウオを確認、高知 土佐清水市に生息

新種と確認された「トサシミズサンショウウオ」=15日午後、高知市

 高知県土佐清水市に生息するサンショウウオが新種であることを、高知市立動物園「わんぱーくこうちアニマルランド」などの研究チームが確認し、「トサシミズサンショウウオ」と命名したと15日、発表した。

 土佐清水市外での生息は確認されておらず、絶滅の恐れがあり、保護を進める必要があるとしている。成果は海外の生物専門誌に掲載された。

 トサシミズサンショウウオは平均で体長約12センチ、緑がかった茶褐色で、腹側に針で刺したような白い斑点があるのが特徴。林の中の流れのない沢を好む。


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