2018年6月15日 12:07 | 無料公開
【ニューヨーク共同】米通信大手AT&Tは14日、米メディア・娯楽大手タイム・ワーナーの買収手続きが完了したと発表した。通信インフラと豊富なコンテンツを抱える巨大メディア企業が誕生した。
米連邦地裁が12日、競争が阻害されるとして差し止めを求めた司法省の訴えを退け、AT&Tによるワーナーの買収計画を容認する判断を示していた。
AT&Tと司法省は14日、一定の条件付きで買収手続きを完了させることで合意。ロイター通信によると、買収手続きが遅れればAT&Tはワーナー側に5億ドル(約550億円)を支払う必要があった。今後、司法省が上訴する可能性は残っている。