10歳未満の女児が脳死 関東甲信越地方の病院

 日本臓器移植ネットワークは14日、関東甲信越地方の病院に急性硬膜下血腫で入院していた6歳以上10歳未満の女児が同日午前9時1分、臓器移植法に基づき脳死と判定されたと発表した。法的脳死は534例目。家族が脳死判定と臓器提供を承諾した。

 心臓は大阪大病院で10歳未満の男児、肺は岡山大病院で10歳未満の女児、肝臓は国立成育医療研究センター(東京)で10代女性、膵臓は九州大病院で40代女性、片方の腎臓は新潟大病院で10代女性、もう片方の腎臓は東邦大医療センター大森病院(東京)で10歳未満の男児にそれぞれ移植。小腸は医学的理由で断念した。


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