2018年6月13日 23:30 | 無料公開
「黒ビールカリー」などと表示されているメニュー。実際にはビールは使用されていなかった
消費者庁は13日、キリンビールの子会社「キリンシティ」(東京)が経営する飲食店で「黒ビールを使用」と表示して提供していたカレーに、ビールが使われていなかったのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、再発防止を求める措置命令を出した。
同庁表示対策課によると、キリンシティは2015年1月〜17年9月、全国38店舗のメニューやチラシ、ホームページ(HP)で、黒ビールカレーについて「新一番搾りスタウト(黒生)を使用」などと表示し、「コク深い」と記載していたが、実際には黒ビールだけでなくビール自体を使っていなかった。