野党、内閣委員長解任案を提出 カジノ採決阻止へ攻防激化

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備法案を巡り、立憲民主党など野党6党派は12日、衆院内閣委員会での13日採決を職権で決めた山際大志郎委員長(自民党)の解任決議案を衆院に提出した。14日の本会議で与党の反対多数によって否決される見込みだが、それまでは内閣委を開催できないため、13日採決は阻止される。

 これを受けて、与党側は15日の内閣委でIR法案を採決した上で、遅くとも19日の本会議での衆院通過を目指す。一方、審議不十分と批判している野党は、法案を所管する石井啓一国土交通相の不信任決議案提出も視野に、抵抗を続ける構えだ。


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