厚労相「再発防止を指導」 千葉大の画像診断ミス

 千葉大病院(千葉市)がコンピューター断層撮影装置(CT)検査で患者のがんを見落とし2人が死亡した問題で、加藤勝信厚生労働相は12日の閣議後記者会見で「高度な医療を提供する特定機能病院で発生したことは残念。千葉市と連携して再発防止策が適切に実施されるよう指導したい」と述べた。

 林芳正文部科学相も同日、付属病院がある全国の大学に近く画像診断体制の再点検を求める方針を明らかにした。千葉大病院では、診療科の医師による画像診断報告書の確認不足などの問題があり、林文科相は同病院に再発防止を求める指導をしたことも説明した。


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